季節の変わり目ですね。
と言っても、この春はあまりに天候不順で先々の温度、湿度の変化も気になるところですが・・・
父:石倉央山の作品在庫で、正直ほとんど出番のない長さの尺八も多数ありますが、とりあえずすべてを密閉ケースからいったん出して手入れをしました。
私は手が小さく指が短いので長管はあまり得意ではないのですが、敬愛する横山勝也先生がよくお使いになられていたので時には練習しなければならない2尺2寸管。
ご存じの方も多いと思いますが、これは尺八にする前に着色加工された煤竹と呼ばれるもの。
蕪から、いまだ燻製の匂いがしていたので金属ブラシで磨いてみると、製作後数年経過しているにも関わらず、結構な煤が付着したままだったようです(汗
こちらは短管群。
延べのままで十分持ち運べるであろう1尺2寸にまで中継ぎがあるって、親父もよほど神経質に細密に内部を作っていたのだろうと感心させられました。
しかし・・・1尺4寸が無い(汗)
時間が出来たら自分で延べ管で1尺4寸を作ってみたいものですが、今はとてもそんな時間は取れそうにない。。。
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